「カジュアル」とは?ファッション業界における定義

カジュアルコーデ

「カジュアル」という言葉はよく聞きますが、ファッションにおける「カジュアル」とは具体的に何を指すのでしょうか。まずは、カジュアルの意味や定義を解説していきます。カジュアルとは「格式ばらない、くつろいだ、気軽な」などという意味を持ちます。広範囲の意味を持つ言葉ですが、日本ではスーツやドレスなど、正装ではない略式のファッションスタイルを「カジュアルウエア」と称することが多い傾向にあります。シワなどを気にせずに着られるTシャツをはじめ、ジーンズやスニーカーなどは、カジュアルファッションの代表的なアイテムだと言えるでしょう。

カジュアルといっても、アメカジ(アメリカンカジュアル)やキレカジ(きれいめカジュアル)などさまざまなファッションが派生していて、カジュアルファッションはかなり奥深いものとなっています。カジュアルの対義語のように扱われる言葉に「フォーマル」があります。フォーマルは「正式な、格式ばっている、公式」といったイメージを持ち、主に冠婚葬祭や入社式などの格式ばった儀式、イベントに適したファッションです。フォーマルよりもカジュアルのほうが着る機会が多いため、コーデの幅もカジュアルのほうがかなり豊富です。

TPOによって使い分けたいカジュアルコーデ

カジュアルコーデにはさまざまな種類があります。ここからは、TPOによって使い分けることができるカジュアルコーデについて説明します。

-オフィスカジュアル

オフィス カジュアル コーデ

オフィスカジュアルとは、オフィスで着るカジュアル服を指す言葉で「ビジネスカジュアル」とも呼ばれています。オフィスカジュアルの定義は曖昧で、どこまでカジュアルな服装が許されるかは会社によって異なります。オフィスカジュアルが許される職場や環境でも、常識から外れた奇抜なファッションをするのは考えものです。品のないアイテムを使うと、取引先でイメージダウンしてしまったり、社内で浮いたりする可能性があるので注意しなければなりません。

オフィスカジュアルといっても、あくまでもビジネスにふさわしい服装を選ぶべきです。どのような服を選べばいいかわからず迷ったときは、先輩社員などをお手本にしてみましょう。服の組み合わせやカラーリングなど、細かな点を真似することで、失敗を避けることができます。オフィスカジュアルの定義は業界や企業風土によって異なるので、それぞれの会社のやり方に合わせるのがベストです。デザイン系やアパレル系などの業種、また顧客と顔を合わせる機会が少ない内勤の仕事などは、ミニスカートや比較的派手な色合いでも許容されることが多い傾向にあります。一方、営業職など取引先や顧客と接する機会が多い仕事は、ジャケットなどのきっちりとしたオフィスカジュアルが求められる場合が多いようです。

オフィスカジュアルはスーツから少しずつ着崩していくと失敗しません。例えば、シャツの色を変えたり、シャツをブラウスに変えたりするなど、アイテムを1つずつ着崩していけば、オフィスカジュアルを失敗せずに楽しめるようになります。最初から個性を出そうとすると失敗しやすいので注意しましょう。プライベートと違い、ビジネスは自分の個性を発揮する場ではありません。あくまでビジネスの場であることを忘れずに、その仕事や職場にふさわしいファッションを心がけるようにしましょう。

-デイリーカジュアル

カジュアル デイリー コーデ

毎日ビジネス用の服を着ていると、疲れてしまうことがあります。平日にビジネス服しか着ないのであれば、休日は肩の力を抜いたカジュアルなコーデを楽しみたいですよね。ただ、20代後半からのカジュアルコーデは、バランスを間違えると手抜きに見えてしまうことがあるので要注意です。例えば、カジュアルウエアの代表であるTシャツは、コーデのバランスにもっとも注意すべきアイテムです。着こなしによっては子どもっぽくなってしまったり、手抜きコーデに見えたりすることもあります。

Tシャツを着るときは、トップスとボトムスの両方を無地にするのではなく、柄物のスニーカーや差し色となる小物を合わせてみましょう。派手な小物をシンプルなコーデにプラスすることによって、ハズした感じがとってもおしゃれに見えます。デニムはどんなアイテムにも合わせやすい優秀アイテムですが、きれいめカジュアルとして着こなすならば全体のバランスが重要です。身体にフィットするトップスとストレートデニムの組み合わせは、ラフでありながらすっきりとした印象を与えられ、きれいめカジュアルに仕上がります。

20代・30代におすすめのカジュアルコーデ

ここからは20代・30代におすすめのカジュアルコーデを紹介します。

-デニムを使ったカジュアルコーデ

カジュアル コーデ デニム

デニムはカジュアルコーデに欠かせないアイテムです。ネイビーなど濃い色のブラウスと薄色のデニムという「ネイビー×デニム」のコーデは、相性抜群です。バッグやサンダル、スニーカーなど合わせる小物を変えるだけで、カジュアルにもスタイリッシュにも決めることができ、コーデの幅が広がります。デニムパンツとスニーカーの組み合わせは、そのままだと幼く見えがちです。カチッとしたジャケットとレザーバッグなどの小物を合わせれば、カジュアルな雰囲気が一気に洗練された雰囲気に格上げされ、上品な大人のコーデに仕上がります。

白カットソーとスキニーデニムを組み合わせる場合は、オーバーサイズのコートを羽織ってこなれ感を演出してみましょう。「パンプスを合わせておしゃれに」「スニーカーでカジュアルに」というように足元のアイテムを変えるだけで様々なコーデが楽しめ、可能性が無限大に広がります。

-アンクルパンツを使ったカジュアルコーデ

カジュアル コーデ

動きやすさを重視するなら、ボトムスはスカートよりもパンツが適しています。パンツは丈の長さが重要です。足首がちらりと見えるアンクルパンツは全体のバランスを取りやすく、きれいめカジュアルに最適です。カジュアルになりがちなデニム生地でも、足首が見える黒のアンクルパンツなら上品な印象に仕上がります。秋から冬にかけては、どうしてもファッションコーデが重くなりがちですが、アンクルパンツで足首を出すことでこなれ感を出せます。アンクルパンツなら、シンプルなトップスを合わせてもしっかりと女性らしさを醸し出しだせるので、手抜きコーデに見える心配はありません。

-ワンピースを使ったきれいめカジュアルコーデ

カジュアル コーデ

1枚だけでコーデが完成するワンピースは、きれいめカジュアルを実現しやすい優秀アイテムです。カジュアルコーデにワンピースを取り入れるときは、丈の長さや色、生地の選び方にこだわってみましょう。ピンクや白などのミニ丈ワンピースはガーリー過ぎるため躊躇しやすいですが、ツイード生地のワンピースなら、上品な大人の可愛い着こなしとなります。デートにも最適なアイテムなので、1着は持っておいても損はありません。

シャツワンピースは着まわししやすいアイテムの1つです。そのまま着ても、ガウンのように羽織りインナーを見せてもOKなので、その日の気分に合わせてさまざまなコーデを楽しめます。デニム生地などカジュアルなシャツワンピースは、腰に切り返しがあるタイプを選べばカジュアルな雰囲気を抑えられ、女性らしいシルエットに仕上がります。

レディースカジュアルコーデの定番ブランド

レディースカジュアルコーデに欠かせない、20代・30代におすすめの定番ブランドを解説していきます。

-GLOBAL WORK(グローバルワーク)

カジュアル コーデ

「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」は、20~30代の男女をターゲットにした日本のファションブランドです。2~6歳の子ども向けの服も販売されているので、親子揃って同じブランドでコーデすることもできます。トレンドに対応しつつ、シンプルなものからオシャレな柄ものまでさまざまなアイテムがラインナップされています。

ゆるっとしたニットワンピースにバッグなどの小物をプラスすれば、上品なコーデにまとめられ、ワンランク上の着こなしを楽しめます。旅行向けグッズや、コーディネートに欠かせないハットやシューズなどの小物類も揃っており、大人っぽいカジュアルスタイルを楽しみたいときに役立ちます。日々のコーデにGLOBAL WORKのアイテムを取り入れて、トレンドライクな着こなしを楽しみましょう。

-JEANASiS(ジーナシス)

カジュアル コーデ

「JEANASiS(ジーナシス)」は、モノトーンのアイテムを中心にシャープでこびない服を展開しているファッションブランドです。基本はマニッシュ&クールなスタイルでありながら女性らしさもあり、カルチャーとファッションを楽しめるブランドです。シンプルなカラーとデザインのアイテムが多く、モードなカジュアルスタイルを演出したい時に役立ちます。オリジナルバックパックは、カジュアルコーデはもちろん、トレンドのアウトドア・スポーツMIXスタイルなど様々なコーデにぴったりです。飽きの来ないデザインのアイテムからトレンドをおさえたアイテムなどを豊富に取り揃えているため、幅広い年齢層から人気があります。きれいめコーデというよりも、クールなカジュアルファッションを楽しみたい人に最適なブランドだと言えるでしょう。

-LEPSIM(レプシィム)

カジュアル コーデ

「LEPSIM(レプシィム)」は、シンプルなデザインの中に新しさを感じるファッションブランドです。日常生活の中に自然に溶け込む気取らないカジュアルスタイルが、大人の女性から支持されており、特に季節感を取り入れたLEPSIMのワンピースが高い人気を集めています。シルエットがゆったりとしているタイプは、ラフな印象のコーデを楽しみたいときに最適です。ワンピース1枚で楽しんだり、ワンピースの下にデニムを合わせたりするなど工夫もしやすいので、1着持っておくとコーデの幅も広がります。

LEPSIMはトップスのバリエーションも豊富に展開されており、大人の女性にはデコルテをきれいに見せるVネックのブラウスが適しています。タックデザインの入ったプルオーバーはフェミニンな印象を持たせることができ、着回ししやすい一枚です。幅広くコーディネートできるLEPSIMのアイテムを活用して、カジュアルコーデを楽しみましょう。

-niko and …(ニコアンド)

カジュアル コーデ

「niko and …(ニコアンド)」は、「and ... style」をコンセプトにしたオリジナルブランドです。アパレルとインテリア雑貨を取り扱うトータルライフスタイルショップとして海外にも進出しており、手頃な価格でカジュアルかつ可愛いコーディネートが楽しめるのが特徴です。

トレンド感を取り入れつつ、リラックスしやすいウエアは休日のコーデに適しています。ニコアンド風カジュアルコーデを楽しみたいなら、オーバーサイズのシャツやシャツワンピースをゆるっと着て、ラフ感を醸し出してみましょう。シンプルな黒スカートやワイドパンツなど、コーディネートしやすいアイテムが充実しており、今っぽいファッションスタイルが完成します。コーデアクセサリーやインテリア雑貨、キッチン雑貨も取り揃えているので、身の回りのものをすべてniko and …で統一することもできます。

-studio CLIP(スタディオクリップ)

カジュアル コーデ

毎日ふらっと立ち寄りたくなるようなライフスタイルに寄り添った洋服作りがコンセプトの「studio CLIP(スタディオクリップ)」は、カジュアルなアイテムが揃う大人向けのファッションブランドです。studio CLIPは直接肌に触れる洋服の素材にこだわったアイテムを展開しており、特に吸湿性・速乾性・耐久性にも優れているリネンが多く使用されています。studio CLIP定番商品のIラインのワンピースは着心地抜群で、レギンスやデニムとのコーディネートに最適です。

さっと羽織れるマウンテンパーカーは、カジュアルコーデを楽しむうえで一枚は持っていたいアイテムです。マウンテンパーカーにフレアスカートを合わせれば、カジュアルかつ上品にまとまります。基本的にシンプルなデザインが多いので、手持ちのアイテムとの相性も◎です。小物も充実しているため、全身をstudio CLIPのアイテムでまとめることができます。

大人のカジュアルコーデを極めるなら人気ブランドを要チェック

20代・30代のカジュアルコーデは、オフィスやプライベートなどTPOによって使い分けるのがベストです。バッグや靴など小物一つでコーデの雰囲気が変わるため、様々なブランドをうまく活用してみましょう。公式WEBストア「.st(ドットエスティ)」では、カジュアルコーデに最適なブランドが揃っているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。